もやしと豚肉の蒸し鍋

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月に一度 ご近所町内の仲良しグループの飲み会。もう30年近く続いています。上は65歳から下は40歳まで幅広い仲間です。その料理を担当してるわけですが、涼しくなってきたのでやはり「鍋」

今回は思いっきり手抜きなのに美味いこの「蒸し鍋」 スーパーのもやしを買い占めるくらいの量を購入し豚バラと交互に敷き詰めて蓋をして湯気が上がるのを待ちます。

あとは薬味にたっぷりネギでポン酢で頂きます。

三つ子の魂百まで

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物心ついた時からこの味に慣れ親しんでいます。商売人とは因果なもので家族総出で働いていると忙しい日には食事ができない、というか特に昼食は誰も作り手がいないのです。今のようにコンビニがある時代でもなく、そんな中でも恵まれていたのがお向かいがお寿司屋さんってことなんです。箸を使わずにすぐに食べられる巻き寿司が忙しい日の昼食でした。

今日も篠山は「味まつり」で忙しく、この巻き寿司でお昼をしました。

自分が食べたいから作ってます

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元来「おこわ」好きなので、赤飯おにぎりはコンビニでの鉄板アイテム。そしてこの季節には栗おこわが食べたくてたまらなくなるんです。

学生時代 氏神様の秋祭りに帰省したときに必ず祖母がこれを作ってくれました。「渋皮は少し残しておかないと美味しくならへんねんで!」といつも口癖のように言いながら・・・。たまたま忙しくて祭りに栗おこわが作れなかった年も東京へ帰るためにバス停で待つ僕にわざわざ夜なべまでしてこれを作って折り詰めにして持たせてくれたんです。そんな思い出深い栗おこわを今年も作っています。もちろん渋皮を少し残した栗をたっぷり使ってます。自分自身がこの季節には食べたいから作るんです。

里が豊作なら山は不作

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昔からこの地方では「里は豊作なら山は不作」と言います。つまり里の栗や柿が豊作の時は山の松茸は不作という言い伝え。

しかし今はそんな言い伝えすら効果のない松茸の不作は当たり前のことになって地元の人間すら「丹波篠山産松茸」を口にする機会は減りました。あまりにも高価すぎて支払うだけの価値を見いだせていないとでも言いましょうか、それに支払うなら高級牛肉を購入する方がきっと家族には喜ばれるからです。

今年は柿が豊作です。その柿すら採って食べることをしなくなりました・・・。

安納芋

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頂き物の安納芋。さてどうして食べようか?

芋といえばコレでしょ!ということで大学芋に。ザラメとみりんと醤油、蜂蜜で「蜜」を作り、カリッと素揚げした芋に絡めて出来上がり。

思っていた以上に芋の糖度が高く、柔らかく、まさに「栗より美味しいお芋さん」でした。

丹波篠山 黒枝豆販売解禁

もう何年まえになるでしょうか。観光協会長をしている時に考えたイベントなんです。当時は「本丹波黒」に真似て一儲け的な早生品種をあたかも本丹波黒のように販売する悪質な業者が横行し始めた時で、それに対抗する形で販売解禁日を設けました。偽物が出てくるのはホンモノであるがゆえなんでしょうが、ほんと苦労しました。今では早生黒豆と区別されて販売されていますし、消費者の方にもちゃんと情報が行き渡り安心しています。

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